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超 カーデザイン レビュー

「日本車はカッコ悪い」なんて言わせたくない

トヨタ クラウン 後継車 クーペ 2022 ? 予想③  (考察)

カーデザイン

どうせなら「センチュリー クーペ」になると良いんじゃないか(希望的観測)

■はじめに

  トヨタ クラウン後継車の報道は一時期のSUV的な「セダンプラス」になる という報道の代わりに最近はクーペになるとかクーペやSUVを含む多カテゴリー になるという報道が続いている。

  それらからクラウン後継車がクーペになるか、クーペを含むのは信ぴょう性が高いと考えて、予想や希望的観測を考えてみた。

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現行クラウン

■本格的なセダンがあってこそクーペが有効

  実のところ現行クラウンは すでにクーペルックだ。ルーフラインは弓なりなファストバックの流線型。フロントフェイスはグリルの重心を下げている。そんなクーペルックのセダンからクーペにモデルチェンジしても効果は薄い。

  スペースを削ったクーペは スペースを確保した本格セダンという基本が あってこそ差別化される。野球で例えると、速い直球があってこそ変化球が有効というようなもの。

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■スポーティよりも本格的なセダンを

  現行クラウンはユーザーの若返りのためにスポーティにしたらしい。しかし若返り だからスポーティ という のは価値観が古い。

  最近の ほとんどの人にとって車はスポーツの道具ではなく、移動の道具。それでも中には機能よりも「モノ」としての価値を求める人もいる。そういう人たちにとってはモノとして本格的(オーセンティック)であることが重要だ。

  腕時計で例えると、機能が優れているのはソーラー電波時計だが、高級なのは伝統的で手間のかかった機械式時計。車で言ったら、機能ならばSUVやミニバンだが、高級感なら伝統的な本格セダン。

■いっそトヨタ センチュリーを御手本にしたら

  トヨタで本格セダンと言ったらトヨタ センチュリーが最高峰だ。クーペにするなら現行モデルを出発点にするよりセンチュリーのブランド イメージを活かして差別化するのが効果的だろう。

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  言うならば「センチュリー クーペ」。センチュリーのスクエアなフォルムやフロントフェイスを踏襲してプロポーションをスリムにするアイデア

  例えば、セダンのベントレー フライングスパーとクーペのベントレー コンチネンタルが似たような なだらかなフォルムと重厚感のあるフロントフェイスを持っていながら差別化されているようなもの。

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■予想と希望的観測

・プラットフォーム

  クーペを含む多カテゴリー展開を視野に入れて、クラウン クルーガーと同じくFF用プラットフォーム「GA-K」になるのでは。

・サイズ

  同じプラットフォームのトヨタ カムリから差別化するためボディ サイズはカムリより若干拡大し、ホイールベースはスペースと乗り心地のため現行モデルよりも長くなるのでは。

・フォルム

  フォルムはセンチュリーのイメージを踏襲してスクエアになるかも。例えば、高めでストレートに伸びたボンネットやベルトライン、直立気味のフロントエンド、ハッキリしたノッチバックなど。(希望的観測)

・プロポーション

  クーペらしさを表現するのは主にプロポーション。例えば、ショート&ハイデッキ、太くて傾斜したCピラー、小さめのサイドウィンドウなど。(センチュリーとクーペのイメージ図を比べてみると良く分かる)

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上 センチュリー、下 センチュリー クーペ

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・フロントフェイス

  グリルやランプもセンチュリーのイメージを踏襲してスクエアになるかも。そしてクーペらしくワイド&ローを表現するためアッパーグリルは薄めにして、ロアグリルを拡大するのでは。(希望的観測)

■主な比較対象車

トヨタ クラウン (現行等)

・クラウンクルーガー (姉妹車?)

トヨタ センチュリー (同門車)

トヨタ カムリ (同門車)

ベントレー フライングスパー (参考車)

ベントレー コンチネンタル (参考車)

■注記

※このブログのレビューは あくまで個人的意見の相対評価

※このブログで「デザイン」は外装スタイリング(外観)のこと

※画像の出典

https://toyota.jp/crown/

https://toyota.jp/century/

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