カーデザイン レビュー用語 (シソーラス)
ここのレビューで使っている用語の意味(定義)について まとめた。
■全般
・デザイン: スタイリング(外観)
・デザイン要素: デザインを構成する個々の表現(主に部品分けによる)
・テーマ: 表現すべき狙い(車のウリ等)
・モチーフ: 表現のヒント
・アイデア: 表現のエッセンス
・スケッチ: アイデアを絵にしたもの
・スタイル: 表現の様式(車の全体に渡る)
・キュー:目を引くビジュアル上の特徴(特に その車独特の特徴)
・アイコン: 象徴的な表現
・アフォーダンス: デザイン要素が人に与えるイメージ(主に機能的な)
・キャラクター: ユーザーが抱く車のイメージ (特に用途とデザイン スタイル)
・ポリシー: デザインの方針やルール (スタイルの決めごと)
・ポジション: 車やメーカーの位置付け(他との比較による)
・コンセプト: デザインの条件と表現方法をまとめたもの
■形
・形: 概念的な形
・形状: 具体的な形
・造形: 製造された形(実際の微細な形状を含む)
・マス: 見た目の大きさ(主に面積)
・重心: マスの中心(主に面積重心)
・ボリューム: 容積
・スペース: キャビン等の空間
・パッケージング: 乗員、荷物、メカ、タイヤ等の配置(寸法上の要求条件)
・デザイン代(しろ): 表現のための寸法の余裕
・プロポーション: 寸法や配置の関係(ボンネット、ルーフ、オーバーハング等)
・タンブル: 側面の内側への傾斜
・グラスエリア: 窓の面
・シルエット: 大まかな2次元形状(ボディ等の輪郭)
・シェイプ: 大まかな3次元形状(ボディ等の輪郭)
・グラフィック: 2次元的形状(窓やランプ等)
・フォルム: 3次元的形状(ボディ等)
・テクスチャー: 表面の微細な形状や質感
・レリーフ: 表面の凹み
・キャラクターライン: 表面の凹凸による線
・ピーク: 各表面で最も凸な箇所
・ピン角: 尖った角
・角丸: 丸まった角
・角面: 直線で面取りした角
・面取り: 角の尖った所を削ること
・カク面取り、C面取り: 角の尖った所を斜めに削ること
・マル面取り、R面取り: 角の尖った所を丸く削ること
・R: 曲線や曲面の半径(曲率を示す)
・ビジー: ゴチャゴチャして煩雑なこと
・ラギッド: ゴツゴツした
・スリーク: 滑らか(フォルム)、伸びやか(プロポーション) ※人によって意図が異なるので要注意
・塊感: 凝縮した一体感(プロポーション)、凹凸による立体感(フォルム) ※人によって意図が異なるので要注意
・スタンス: 踏ん張り感
■色
・色: 概念的な色
・カラー: 具体的な色
・カラーリング: 配色
・色合い: 色の色相、明度、彩度の様子
・明るい/暗い、薄い/濃い: 色の明度
・鮮やか/渋い: 色の彩度
・ブラックアウト: 黒くして目立たなくすること
■車
・ボディ: 車体
・アッパーボディ: 車体のうち底面以外
・ロアボディ: 車体のうち底面
・サイドボディ: アッパーボディのうち側面
・サイドシル: サイドボディのうちドアの下の部分
・スチールボディ: 車体のうち金属製の部分
・キャビン: 乗員室
・グリーンハウス: キャビンのうち窓で囲まれた上屋
・ベルトライン: サイドウィンドウの下端の線(上屋の境界)
・ウェストライン: ベルトラインと同じ
・ショルダーライン: ベルトラインの下のピークの線
・ルーフライン: シルエットのうち屋根の部分
・ガーニッシュ: 装飾全般
・クラッディング: プロテクター等の被覆
・4ライト: サイドウィンドウ4枚の構成
・6サイト: サイドウィンドウ4枚とリアクォーターウィンドウ2枚の構成
・車格: 車体のサイズ(人間で言えば体格)、品質グレード(人間で言えば人格) ※人によって意図が異なるので要注意
■注記
※このブログのレビューは あくまで個人的意見
※このブログで「デザイン」は外装スタイリング(外観)のこと