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超 カーデザイン レビュー

「日本車はカッコ悪い」なんて言わせたくない

『スバル デザイン』 (SUBARU DESIGN) 御堀直嗣 著 (おすすめ本)

カーデザイン

スバルのカーデザインの方針と手法の全体像が分かる

 

■まとめ

  『スバル デザイン』は中島飛行機から始まる100年を超えるスバルのデザインの歴史を示しているが、特に最近のスバルのカーデザインの方針や手法についての詳しい解説が興味深い。

  デザインの手順に沿って中間工程の考え方や写真も載っていて、スバルに限らずカーデザイン手順の全般についても理解を深めることが出来ると思われる。

■どんな本か

・著者

  著者の御堀直嗣氏はカーレーサーを経て、自動車技術の解説に定評のあるフリーライター

  スバル デザイン部部長の石井守氏が取材協力。

・概要

  カーデザインの手順、スバルの過去のカーデザイン、最近のデザイン スタイル「DYAMIC × SOLID」等を豊富な写真を使って解説。

  サブタイトル「SUBARUデザイナーが貫く哲学―継承と さらなる進化」。

カーデザイン

■特に面白かったのは

・買うか買わないかで評価

  1/1フルサイズの粘度模型(クレイモデル)について想定ユーザー層を集めたクリニックを実施する。その時に重要なのは「買うか、買わないか」の質問。「魅力的か否か」だと「恰好いいけれども買わない」を見逃してしまった。購入するとなると価格等を含めた総合的な判断になるそうだ。

  このブログのレビュー方法「実際に お金を出して長期間使用するユーザーの観点から評価する」に通じる考え方だ。

 ・スタイルの配分を車種ごとに変える

  「DYAMIC × SOLID」というデザインスタイルによってスバル車全体を統一化。躍動感と塊感という意味らしい。それが車種の性格によって、DYAMICとSOLIDの配分を変えているそうだ。例えば、インプレッサはDYAMIC対SOLIDが7:3、アウトバックは5:5、フォレスターは3:7。SUV寄りになるに従って、フォルム等の表現が変わり、躍動感より塊感が増えている。

  スバルの統一感と個性の考え方は さすがだ。ブランド強化のために統一感は重要だが、金太郎アメでは個性が出せずに飽きられる。

ホットドッグ

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